新年あけましておめでとうございます。
昨年の4月から温泉センターの営業を移行し、私たちが正式に温泉業務の運営を開始して、あっという間に新年を迎えることになりました。
温泉業務をやったことがない私たちに対して、温泉センタースタッフの皆様も、ご来館頂いている皆様も、温かい目で支えてくださいました事を、本当に感謝しています。
市来ふれあい温泉センターを引き継いだ当初は、実のところ赤字でした。
しかし8月を境に少しづつ好転し、現在は何とか施設を維持できるほどは回復しました。
引き継いでから私たちが何を行ったかと言いますと、まずは出ていくお金の流れと入ってくるお金の流れを見つめなおし、無駄に出ているお金と削減できる個所を見つけて見直しました。
そのあと、施設維持に必要な分だけ値上げを実施させて頂きました。
(大人料金250円→300円)
ご来館頂くお客様に少しでも長く滞在してもらうために、知り合いなどを通じて格安で本を仕入れて本コーナーを開設し、サッと食べられるやぶ金うどんも始めました。
やぶ金うどんに関しては、『初めての暖簾貸し』という事でニュースに取り上げて頂いた事も感謝なのですが、何よりもやぶ金の社長様が『地域を盛り上げるために少しでも力になってあげたい』と言って力を貸してくれたことが何よりも大きいです。
コーヒーは、白浜温泉にある『白浜コーヒースタンド』の良さに魅せられて温泉でコーヒーを始めたいと思い、白浜コーヒースタンドのメンバー相談したところ快く請け負ってくださり、『ケントコーヒー』として開店出来ました。
トレーニングルームを廃止したことで苦情を頂いた事もありますし、値上げや、お金の消費先を増やしたことにより、一部のお客様には嫌らしく見えてしまったかもしれません。
ある常連様は、温泉に入った後必ずコーヒーを飲んだり黒酢を飲んだり、うどんを食べたりして、本当に感謝しかないのですが色々とお金を使ってくださいます。
ある常連様は、『昔よりもお風呂がきれいになったね』と言ってくださいました。
これも嬉しいお言葉で、現在市来ふれあい温泉センターを清掃してくださっているスタッフは、旧吹上浜荘の腕のいい『お姉さま方』です。
1日平均400人近くご来館頂いていた当施設ですが、それでも施設維持に充分な収益を得ることが出来なかったのが今まででした。
その施設が、1日平均470人ほどに増え、皆さまに支えられて何とか現在維持できています。
お客様、取引先の皆さま、そして当センターのスタッフ。
本当に皆様に支えられて、現在に至りましたことを改めて感謝いたします。
これから先も、悩むことも、間違えることもたくさんあると思いますが、お客様のご意見にしっかりと耳を傾け、今まで市来ふれあい温泉センターを支えてくれていたメンバーと一緒に、少しづつ当センターを変えていこうと思っています。
緊急で補修しなければならない箇所もありますので、まずは1月14日の休館日に修繕が必要な箇所を補修します。
今年1年が皆様にとって実りのある1年となりますように。
本年も市来ふれあい温泉センターを、よろしくお願い致します。